2022.12.12猫 SUBシステム
猫さんの尿管結石による尿閉やそれからのAKI(急性腎不全)が増える時期です
①以前片方の腎臓が結石や栓子(石ではない炎症産物含む)で機能の低下や不全になり
今回生きていた方の腎臓が障害されて症状が出るパターン
②いきなり左右の腎臓が同時にやられるパターン
に大きくわかれます🐱🐉
腎臓と膀胱を腹腔内でバイパスするというシステムがSUBです
当院でも即日対応しています
膀胱と腎臓にカテーテルを挿入し固定、
ポートを皮下に設置 (※洗浄や尿の採取可能)
仕上がり 造影して場所の確認を行います
定期的な洗浄は必要になりますが 命を救うことができます
なお当院ではクレアチニンが15を超える症例に関してはまず
腎盂カテーテル https://www.ka-mc.com/blog/316.html にて
緊急回避を優先しのちに本手術を行うパターンもあります
同時に尿管切開にて結石を除去することもやっております✨
なお 脾臓摘出 胆のう摘出(胆管洗浄含) SUBに関しましては
症例数もたまってきましたので外部からの紹介症例に関しましては
担当する獣医さんの見学や助手もOKです